ニート(ひきこもり)から脱出するきっかけを最速で創る3ステップ

「ニートから脱出したい!」「ニートから脱出する方法を知りたい!」現役ニートのあなた…おめでとうございます!

なぜ、「おめでとう!」かと言うと、このページが今インターネット上にある「ニート脱出」「ひきこもり脱出」に関するコンテンツの中で「日本で一番優れたコンテンツを提供している」確信があるからです。

実はこのコンテンツを作成するまでに、ネット上で「ニートからの脱出」に関する上位表示されているページを全て目を通しました。そして、「あること」に気づきました。それは、「ニートを経験していない人が書いているコンテンツがほとんどである」ということです。

このページでご提供するコンテンツは違います。正真正銘、「元ニート」の「ニート脱出成功者」が書いています。

ニート脱出から紆余曲折を経ましたが、今は大企業の人材開発や組織開発のコンサルティングというやりがいのある仕事をしています。また、プライベートでは、結婚し、2児の父親になり、持ち家も持っています。ニートという「社会の底辺」から這い上がり、「自分なりの成功・幸せ」を手にすることが出来ています。

そんな自分だからこそ、「かつての自分のようにニートとして苦しんでいる」あなたを救える、このページに出会う前より少しでも「元氣に出来る」と確信しています。

きっとあなたは「ニートを脱出したい!」という想いがあっても、「一体、第一歩として何をすればよいのか?」それが分からないのでは無いでしょうか。

解ります!僕も全く同じでした。ですから、その「ニートから脱出する第一歩」の「ヒント」をこのページではご提供します。

目次

ニート脱出のステップ1:ニートの「定義」を理解して、ニート脱出の「シナリオ」を描く。

ニート脱出のステップその1は「ニート」の定義を理解することです。なぜか?それは、ニートの定義を知ることで、ニートでないあなたになるために「最も必要なこと」が理解できるからです。

ニートの一般的な定義は、15~34歳までの年齢で、家事・就学・就業をせず、職業訓練を受けていない者のことを意味します。しかし、僕はこの定義に「家事・就学・就業する、職業訓練を受けるための環境や能力があるにも関わらず」という言葉を加えたいと思っています。

つまり、あなたが35歳以上で、家事・就学・就業をせず、職業訓練を受けていない場合は「ひきこもり」に当たります。ただし、このページでは、年齢に関係なく、ニートと一括りにして解説します。

ちなみに、ニートは2002年に80万人を到達しピークを迎えた後は、少し減少しましたが現在も「56万人」ほどのニートがいると言われています。最近は、中高齢・高齢者のニート(ひきこもり)や一度大企業に就職した後、退職してニートになった「高学歴ニート」も増えています。

ニートの定義から気づいて2つの欲しいこと

このニートの定義から気づいて欲しいこと1つ目は「ニートは社会の底辺である」ということです。

ニートは就業していないため、アルバイトで生計を立てている「フリーター」や家が無くても空き缶などを拾って換金して生計を立てている「ホームレス」以下であるということです。働く能力があるにも関わらず、働いていない「怠け者」です。

厳しいかもしれませんが、この「ニートは社会の底辺である」という認識を明確にすることで、脱出までの行動につながる危機感を醸成することにつながります。

次に、2つ目は「家事をする、学校に行く、仕事に行く、職業訓練に行く」この4つの行動のどれかをすればニートではなくなるということです。

ニートの定義は、家事・就学・就業・職業訓練に従事していないことなので、これらの4つのいずれかの行動を取ればニートではなくなります。とは言っても、この行動を起こすモチベーションがない人がほとんどだと思います。

以下で、どのようにすれば、「ニート脱出への第一歩」を踏み出せるのか?ご紹介します。

ニート脱出のステップ2:ニート脱出の「起点」を定めて、「脱出への第一歩」を踏み出す。

ニート脱出への第一歩を踏み出すために、一番最初にすべきこと。それは、何を「起点(きっかけ)」にしてニートから脱出するかを定めることです。

起点が定まれば、その起点から筋道を描くことが出来ます。筋道を描けば、あとは一歩一歩を踏み出すだけ。

そのためにも、まずは「起点」を定めましょう。ここでは、ニート脱出の起点(きっかけ)を4種類ご紹介します。その中から、あなたの精神状態に最も適した「起点(きっかけ)」を選んでください。

起点1:「ニートに陥った原因」の解消を起点にニートからの脱出の第一歩を踏み出す

起点1は、あなたが「ニートに陥った原因」を特定し、その原因を解消するための第一歩を踏み出す方法です。最も本質的なアプローチですので、まずは、改めてあなたが「ニートに陥った原因」を確認するところから始めてみましょう。

<「ニートに陥った原因」の特定>

参考にする資料は総務省が出している「就業構造調査」にある「ニートが求職しない理由」です。ニートが休職しない(=ニートを脱出しない)10個の理由が書かれていますので、このうちどれがあなたの「ニートに陥った原因」なのか考えてみてください。

1.仕事を求めたが、仕事を見つけることが出来なかったため
2.希望する仕事がなったため
3.出産・育児のため
4.介護・看護のため
5.病気・怪我のため
6.進学や資格取得の勉強をしているため
7.ボランティア活動をしているため
8.急いで仕事に就く必要がないため
9.知能・能力に自信がないため
10.その他

さて、あなたの「ニートに陥った原因」はありましたか?

ちなみに、私は最初は司法試験の受験のために司法浪人という名のニートだったので「6.進学や資格取得の勉強をしているため」を原因としたニートでした。

その後、司法試験の受験を諦めて挫折し、夢や目標が無くなって動けなくなったゲーマーニートだったので「2.希望する仕事がなったため」を原因としたニートになりました。加えて、実家暮らしだったため、すぐに働かないと命がなくなるというほぼどの状況でもなかったので「8.急いで仕事に就く必要がないため」も原因だったと思います。

僕の場合は、「●●はこれからどうするんだろうか…?」という親の心配の声がきっかけにになり、「何か手に職をつけよう!」とアフィリエイトを始めたことがきっかけでニートを脱出することが出来ました。

このような具合で、まずは自分の「ニートに陥った原因」を特定してみてください。次に、その原因別の基本的な解消方法をお伝えします。

<「ニートに陥った原因」の解消>

1.仕事を求めたが、仕事を見つけることが出来なかったため
2.希望する仕事がなったため

1.2.が原因の場合は、「就業の意志」があるため最も簡単にニートを脱出することが可能です。この場合、「自分が求めている仕事(WILL)」が、「自分が出来て(CAN)、かつ、自分が求められている(MUST)仕事」ではないミスマッチが原因だからです。

この場合は、自分が出来る仕事(CAN)を「~スキル」などの形で言語化して、その言語化した自分が出来ることを活かせば成果を出せる仕事を探すことでマッチングさせることが出来ます。

また、自分が求められている仕事(MUST)が自分のしたい仕事(WILL)とマッチしない場合は、期間を決めてその自分が求められている仕事(MUST)を腹をくくってやることです。なぜなら、普通の仕事はあなたがやりたい仕事(WILL)ではなく、社会や企業から求められる仕事(MUST)だからです。あなた以外の多くの人は、そのMUSTの仕事をイヤイヤながら、やっていますし、このMUSTの仕事をこなす過程で、あなたが出来る仕事(CAN)が増えていきます。そして、あなたが出来る仕事(CAN)が増えたら、あなたがやりたい仕事(WILL)に就ける可能性が飛躍的に高まります。

3.出産・育児のため
4.介護・看護のため
5.病気・怪我のため

3.4.5.が原因の場合は、「就業の意志」があっても、「就業できない状況にある」ため、この状況を改善するように行動することが最も早くニートを脱出することが出来る最短距離です。

もちろん就業できない状況をすぐに改善できない場合もあります。その場合は、その状況でも出来る仕事を探すと良いと思います。今は、パソコン一台、スマートフォン一台あれば、在宅でもお金を稼げる時代です。金額ではなく、まずは、自分の力でお金を稼ぐ=就業すると良いと思います。

なお、その場合も出来れば将来的な社会復帰を見据えて、「~スキル」と表記できる在宅ワークをすると良いでしょう。

6.進学や資格取得の勉強をしているため

6.が原因の場合は、とにかく一刻も早く進学するために試験に合格すること、そして、資格を取得するために最も効果的で効率的な勉強をして資格試験に合格することです。

7.ボランティア活動をしているため
8.急いで仕事に就く必要がないため

7.8.が原因の場合は、「就業の意志」や「就業の必要性」がないため、家族などの周りに迷惑をかけないのであれば、ニートを脱出しなくてもよいかもしれません。

ただ、心のどこかに「ニートから脱出したい」という意志があるのであれば、後述の起点2や起点3からニート脱出の第一歩を踏み出すことをおすすめします。なぜなら、あなたの能力を活用して、救われる人がこの世のどこかに必ず存在しているからです。あなたの力を社会に還元しないことは罪です。ぜひ、あなたの能力を活用して、社会に還元してください。

9.知能・能力に自信がないため

9.が原因の場合は、後述の起点2を良く読み、「自分の強み」を確認して、ニートからの脱出の第一歩を踏み出してみてください。

10.その他

1~9の原因のいずれでもない場合は、「就業の意志」を高めるために「ニートの末路」に関する記事を読み、危機感を醸成することが起点になると思います。

起点2:「自分の強み」の確認を起点にニートからの脱出の第一歩を踏み出す

起点2は、「あなたが必ず持っている強み」を再確認し、仕事で活かせる能力(CAN)として言語化し、その強みを仕事を探すことでニートから脱出する起点をつくる方法です。

まずは、以下2つの視点で「あなたが必ず持っている強み」を言語化してみてください。

<生まれてから今までの人生年表を作成する>

能力を探るために一番最初にすることは「生まれてから今までの人生年表」を作成することです。何年何月に生まれて、家族構成はどうだったか、どのような幼児期を過ごしたか、小学校時代はどうだったか・・・一つ一つ丁寧に言語化していってください。形式は、小説形式でも、モチベーションチャートのような人生曲線形式でも構いません。

自分の人生を走馬灯のように一つ一つ思い出しながら、物語を書いて、「人生の棚卸」をしてみてください。

そして、人生年表を作成しながら、以下の視点で「あなたが必ず持っている強み」を「能力」として言語化してみてください。

<ニートになる「前」に持っていた強みを言語化する>

生まれてからニートになるまでに、持っていた強みを「能力」という形で言語化してみてください。

例えば、部活動を3年間辞めずにつづけたなら「一つのことを3年間継続する能力」と言った具合です。とにかく「これは能力と言っていいのかな?」といった制約は徹底的に排除して、一つ一つ「~能力」と言ったぐあいで言語化していきます。

<ニートになった「後」に手に入れた強みを言語化する>

次に、ニートになってから手に入れた強みを同じように「能力」という形で言語化してみてください。

僕もニートだったので分かるのですが、(普通の生活が出来る状況で)全く何もせず、ひたすら寝てばかりいるニートはいません。

「必ず何かに没頭して、日々の時間を過ごしている」はずです。この「何かに没頭していること」が何か?これを「能力」という形で表現して欲しいのです。もしかしたら、この没頭していることがあなたの一番の強みを形成し、天職を与えてくれるかもしれません。ネットゲームに没頭している人は、「Eスポーツプレイヤー」という近未来の職業が天職なのかもしれません。

僕の場合は、ゲーマーニートとして「戦国無双」「侍道」などのゲームをコンプリートすることに没頭していました。その結果、日本の歴史が異常に詳しくなりました。能力として書くと「日本の歴史を理解している能力」と言った具合ですね。

また、漫画ニートでもあり「るろうに剣心」「蒼天航路」などにハマって、読み漁っていました。その結果、幕末や三国志に非常に詳しくなりました。前者の漫画からは「生きがいの大切さ」を、後者の漫画からは「生き抜くための大切さ」を学びました。その学びは、今でも残っていますし、研修講師をする際、営業をする際に、「使う言葉の深さ」として自分の強みの構成要素になっています。

<強みを能力として言語化したら、その能力を活かせる仕事を探してみる>

上記のような流れで能力を言語化したら、その能力を起点にして、その能力を活かして成果を出せる職業を探してみてください。必ず、何らかの職業が見つかるはずです。もし、見つからなかったら起点3を参考に、「1ミリでもより良い自分に近づく新しい行動」を起こしてください。

起点3:「1ミリでも『より良い自分』に近づく新しい行動」の変容を起点にニートからの脱出の第一歩を踏み出す

起点3は、起点1:原因解消も、起点2:強みの言語化も、ニート脱出の起点にならなかった場合の起点づくりをする方法です。

以下で、5つの「1ミリでもより良い自分に近づく新しい行動」をご紹介しますので、どれか一つでも良いので、行動に移してみてください。かならず、ニートの現状よりは「より良いあなた」へ変わる節目になります。

1.家事手伝いをする

ニートは家事・就学・就業をしていない人のことを言います。ですので、一番簡単な脱出方法はもし実家暮らしであれば、「家事を手伝う」ことを今日から始めてください。家事手伝いを日常的にするだけで、ニートではなく「家事手伝い」という身分になります。

2.健康的な肉体、規則正しい生活習慣を取り戻す

僕も元ニートなので分かるのですが、ニートに陥った人は昼夜が逆転していたり、不規則な生活をする習慣になってしまいがちです。また、ニートという身分が障害となって、家族以外の他人に会うことが怖くなったりします。その結果、ひきこもりがちになり、さらに生活習慣が悪化するという悪習慣につながります。

昔から「健全な精神は、健全な肉体に宿る」と言うとおり、ニートを脱出するための「健全な精神」を取り戻すために、まずは健全な肉体になるよう生活習慣を創りましょう。

僕がやっていたニート脱出ためのおすすめ習慣は、以下です。もしよければ参考にしてみてください。

毎晩、町内一周のランニングをする(家から一歩でも外に出ることで息抜きになりますし、体を動かすことで健康になります。また、ニート独特の特性で昼間よりも夜間の方が家の外に出やすいため、最初は夜間に走ることをおすすめします)
朝起きたら、カーテンを空けて、部屋の窓を全開にして空気を入れ替える(朝、日光を浴びるとセラトニンというホルモンが分泌されて、脳が活性化して新しい行動を起こしやすくなります。また、ひきこもりの空気は二酸化炭素が多いため、毎日空気を入れ替えて新鮮な酸素を入れるようにすると良いです)

3.元ニート経験者のブログ等を読み、自分の脱出シナリオを描くヒントを得る

僕がニートを脱出するための大きなきっかけになったのは「元ニートの逆転・成功ストーリー」を読んだことです。管理人の自己紹介でも書いていますが、元ニートなのに行政書士として起業して、行政書士兼コンサルタントという資格起業家モデルをつくった横須賀てるひささんのシンデレラストーリーを読んで、元ニートでも成功すれば、逆に「輝かしい個性・強み」になる。と思えたことがきっかけでした。

横須賀さんのサイトを訪問してもよいですが、もしよければ僕の「元ニートの逆転・成功ストーリー」も読んでみてください。きっと参考になるヒントが見つかるはずです。

なお、ニートの人は「ニート ブログ」というキーワードなどでよく検索して「現役ニートのブログ」を閲覧し、「仲間がいる安心感」を得ている人がいますが、おすすめしません。脱出できていないニートのブログからは安心感しか生まれず、逃避行動の助長に繋がります。

もし、本当にニートを脱出したいのなら「元ニートのブログ」を閲覧して、「ニートから脱出」するための「シナリオ(脱出までの物語)」と「カギ(脱出のポイント)」を見つけるために、読むべきです。

元ニートのブログを起点に「ニートからの脱出シナリオ」を描く方法

4.肉体労働のアルバイトをしてみる

これも僕が実際にニートを脱出するために起こした新しい行動の一つです。頭を使わずに、体を徹底的に酷使するバイトをして、体を動かすことで気持ちが変わります。

僕も大学時代は、家電量販店の販売応援のバイトなど人とコミュニケーションを取るバイトを大量にしていました。しかし、ニートに陥って「コミュニケーション不足」になると、他人と話すためにはリハビリが必要でした。

そこで、肉体労働系のバイトを紹介する派遣会社に登録して、日雇いの肉体労働系のバイトを大量にしました。例えば、運送会社の荷物の仕分け(配達拠点でコンベアーから流れてくる荷物をトラックにひたすら積み込む)、トラックドライバーの運送補助(トラックの助手席に座って、大量のコピー用紙を企業に納品する。このトラックのドライバーが怖い人の場合は、本当にストレスでした。)、あとは駐車場やゴルフ場の警備(駐車場の車の移動やお客様の移動をサポートする仕事)などいわゆるブルーカラーの仕事ばかりです。

ちなみに、ニートのリハビリに肉体労働系のバイトがおすすめな理由はもう一つあります。肉体労働系のバイトに登録する人は「ワケありの人が多い」ため、あまり詮索されないのです。30歳を超えている人や、40歳を超えているフリーターもいます。50歳を超えている人もいました。ですので、脱ニートのためのバイトとして個人的には非常におすすめです。

ニートでふさぎ込んでいる時は頭を酷使しすぎて、思考停止になっている場合が多いので、あえて頭を使わずにちょうどよい肉体労働系バイトで「他人とのコミュニケーションの感覚」を取り戻すとよいと思います。

5.求人サイトに登録してみる

就業を前提に、求人サイトに登録するという行動も立派な「1ミリでも『より良い自分』に近づく新しい行動」です。

あなたのニート歴が長いのか、短いのか分かりませんが、あなたが思っている以上に、今は「人不足」です。企業は「猫の手も借りたい」という状況です。その状況を知り、世の中の「求人ニーズ」をみてみてください。

意外と「経験不問」「未経験者歓迎」の正社員求人が多いことに気付くと思います。なお、他のサイトではそういった表現の企業は「ブラック企業なので、避けるべき」と書かれていますが、元ニートの僕から言わせると「ブラック企業でもよいので、まずは正社員の立場を手に入れて、一刻も早く社会復帰すべき」と思います。

僕自身もOさんと一緒に創業した会社は「超が付くほどのブラック企業」でした。しかし、ニートとして溜まりに溜まったエネルギーを発散させるには、むしろ心地よかったです。ニートであった自分を忘れるぐらい働いて、様々な経験を積むことができました。そして、そのブラック企業での過重労働の結果、ホワイト企業でぬくぬくと働いた人が得られない能力を手に入れることが出来ました。

起点4:「ニートを継続できなくなる状況」を待ち、それを起点にニートからの脱出の第一歩を踏み出す

起点4は、起点1~3と異なり「自分でコントロールできない」ため、最終手段です。環境や他人の影響で、ニートを脱出せざるを得ない状況になることを「待ち」そのタイミングを最大限に活かして、第一歩を踏み出す方法です。

例えば、以下のような状況があるかと思います。

生活費がなくなり、社会に出ないと生きていけない(親の死亡や病気、経済的援助の終了などが原因でニートであることを継続できなくなり、社会に出て稼ぐしかならなくなります。もうこうなると働くしかありません。)
本気で好きな人が出来る(僕の場合は、ニートの自分への劣等感でニート時代に人を好きになることはなかったのですが、ニートでも本気で恋愛出来る人もいます。そして、本気で好きな人が出来たら、その人に好かれるために社会に復帰しようとします。)

ニート脱出のステップ3:ニート脱出の第一歩を起点に、「昨日の自分とは違う新しい自分の行動」を起こす。

ステップ2で「ニート脱出の第一歩」となる起点を定めたら、「今日中に」行動に移してください。

行動とは「手・口・足を動かすこと」です。「ニートに陥った原因解消」を起点にしたら、とにかく手を動かして紙に原因を書きだしてください。ただ、「書く」こと。これも立派な行動です。

また別の機会にご紹介しますが、僕たち凡人は手を動かして言葉を書くことなく、考えることは出来ません。ですから、上記でご紹介した起点のいずれであっても、まずは「言葉にして書きだす。そのために手を動かす」ことを最初の行動としてもらえると間違いありません。

書くことで思考し、思考することで、気づきが得られるようになっています。

世阿弥の言葉に「今、今と今と言う間に、今ぞなく 今という間に今ぞ過ぎ行く」というものがあります。「明日やろう」では、永遠に出来ません。また次の日が来ても「明日やろう」になってしまうのが人の常です。

「今日やろう」なら、今日という●月●日に行動するという明確な目標になります。そして、目標を設定し、その日中に達成したら、それは間違いなく「昨日の自分とは違う新しい自分の行動」です。

僕も元ニートなので、あなたの「行動できない気持ち」は解ります。そして、その行動がニートにとって難しいことも解りません。しかし、一歩でも1ミリでもいいので、今とは違う行動を取らないことには永遠にニートを脱出することは出来ません。

本当に小さなことでいいので、心で決めて、行動を起こしてください。最後は、「ニートを脱出したい」という決心が行動を起こします。行動は思考ではなく、心で行動します。ほんの少しの勇気が人生を変えます。

まとめ

最後に、「ニートやひきこもりを脱出したい」という意志があるあなたに3つの言葉を贈ります。この言葉はもし今の自分が「かつてニートだった自分」に贈るとしたら伝えたい言葉です。この言葉を念頭に置いて、ほんの一歩でも良いので、新しい行動をとってみてください。必ず良いことがあります。

1)雌伏雄飛。ニートの時代は「雌伏の時」、必ず「雄飛の時」が訪れる!

「雌伏雄飛」とは機を伺いながら力を溜めて、機をみて飛び立ち大いに活躍するという意味です。

僕は、「蒼天航路」という作品の中でこの言葉を知ったのですが、今振り返ってみれば僕の「ニート生活」は雌伏の時だったのです。この雌伏の時に溜めた力が爆発し、今は日本を動かす大企業の人材開発や組織開発の仕事を出きています。

ですので、今「ニート」や「ひきこもり」なのであれば、雌伏の時だと思い、雄飛の機会を「自ら創る」か「待つ」と良いと思います。出来れば、僕のように「自ら創る」方がおすすめです。なぜなら、雄飛の機会を「待つ」のは自分ではその機をコントロールすること

2)「元ニートでも、今は●●!」というシンデレラストーリーは「輝かしい個性」になる!

今からニートを脱出して、どこまで一般的な成功が得られるかは分かりません。ただ、昔と違って「テクノロジー」が発展した今は、「一発逆転」が可能です。僕のように専業アフィリエイターとして、結果を出したことをきっかけにしてもいいと思います。

そして、そのきっかけを最大限に活かして、「自分なりの成功や幸せを手にする」と「元ニートでも、今は●●!」というシンデレラストーリーの保有者になることが出来ます。かつてニートだったことが、あなたの「輝かしい個性」になります。

3)ニート時代の甘えや逃避は借金と同じ。必ず返さないといけない。だからこそ、返済は早めに着手すべき!

僕はニート時代に人生を諦めて、本当にいい加減に生きていた時期があります。もしかしたら、あなたも同じ状況かもしれません。社会人として果たすべき義務のことです。

僕はこのニート時代の甘えや逃避という借金を返済することに、本当に苦労しました。その結果、学んだことは「逃げや甘えという借金は必ず将来のツケとなって、返済しなければならない」ということです。

であれば、返済は早い方が良いです。ニート脱出後のあなたの未来の選択肢を減らさないためにも、未来のあなたの大切な人に負担をかけないためにも。

ぜひ、人生を諦めずに、自らニートを脱出する機会を、自ら創って、「雄飛の時」を迎えてください。ニートからの本気の脱出を応援しています!!